ISBN:4061847740 文庫 清水 義範 講談社 1990/10 ¥470

理数系は得意なのに国語が苦手な受験生のためにやってきた家庭教師。彼の指導する「国語入試問題必勝法」は画期的なものだった…。

表題作はじめ、どの短編も「文章」「文体」というものにちょっとでも関心があれば、たまらなく面白い。
自分は現代国語だけとび抜けて成績が良く(他の科目がどれもこれもヒドかったともいえる)、表題作の必勝法は無意識のうちに身についていたような。

定年後の老人たちがリレー小説を半強制的に書かされる「人間の風景」。苦し紛れにいわゆる「兵隊の号令」でごまかす、というシーンでは作中人物の原稿枚数稼ぎと同時に作者・清水義範の枚数稼ぎにもなっている、という二重構造。笑いが止まりません。

★★★
2週間交換のコンタクトレンズを使っているが、今朝交換したら眼の痛みがかなりラクになった。レンズのせいもあったのか。
「アイボン」をひさしぶりに使って眼を洗う。

仕入れ処理を全部完了。失敗本を2冊廃棄山へまわす。

春風吹きまくり。これから黄砂で車が汚くなる。

夕食:ウインナ・茄子・玉ねぎのトマト煮、だし巻き卵、油揚げとたまねぎの味噌汁

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