車中でカラヤン指揮のバレエ「ジゼル」のCDを聴きながら、実家のある市へ。
ポピュラーなチャイコフスキーと違って、バレエを知らない人が聴いても、ちっとも面白くない曲だろう。それにバレエのストーリーもベタベタに陳腐なお話(未婚の娘が死ぬと精霊になり、墓場に迷い込んだ男を踊り狂わせて殺す、という伝説がベース。可憐な村娘ジゼルが貴族の若様にもて遊ばれたショックで悶死するが、彼女の墓へ謝罪に来た彼を仲間の精霊からかばう)。
しかーし、もう10数年何度も観たり聴いたりしているうちに、心身にしみこむように浸ってしまい、聴いてるとナミダ出そうになっちまうんだ、これが。
今日は行きも帰りも聴いちまった。
森下洋子とルドルフ・ヌレエフ共演のTV放映録画テープを観かえしたくなってきた。こういうのってNHKはどうしてソフト化してくれないのかね。ボリショイの下手糞プリマのばっかりDVD化するくせに。
★★★
朝起きてネットをチェックすると、昨日のトラブルは無事解決していた。とっととコイツのことは忘れよう。
カレンダーをふと見ると仏滅、ガストで占いボタンを押せば悪い運勢、新聞の占いもイマイチ。
だけど仕入れは豊作だった。
めでたい。
ポピュラーなチャイコフスキーと違って、バレエを知らない人が聴いても、ちっとも面白くない曲だろう。それにバレエのストーリーもベタベタに陳腐なお話(未婚の娘が死ぬと精霊になり、墓場に迷い込んだ男を踊り狂わせて殺す、という伝説がベース。可憐な村娘ジゼルが貴族の若様にもて遊ばれたショックで悶死するが、彼女の墓へ謝罪に来た彼を仲間の精霊からかばう)。
しかーし、もう10数年何度も観たり聴いたりしているうちに、心身にしみこむように浸ってしまい、聴いてるとナミダ出そうになっちまうんだ、これが。
今日は行きも帰りも聴いちまった。
森下洋子とルドルフ・ヌレエフ共演のTV放映録画テープを観かえしたくなってきた。こういうのってNHKはどうしてソフト化してくれないのかね。ボリショイの下手糞プリマのばっかりDVD化するくせに。
★★★
朝起きてネットをチェックすると、昨日のトラブルは無事解決していた。とっととコイツのことは忘れよう。
カレンダーをふと見ると仏滅、ガストで占いボタンを押せば悪い運勢、新聞の占いもイマイチ。
だけど仕入れは豊作だった。
めでたい。
BALLET アメリカン・バレエ・シアターの世界
2005年8月6日 Ballet
DVD 角川大映映画/ジェネオン エンタテインメント 2003/07/25 ¥4,935
アメリカン・バレエ・シアターを舞台とした、バックステージドキュメンタリー。
ダンサーやディレクター、裏方、事務のおばちゃんたちなど、華やかな舞台にかかわる成員がそれぞれ、たんたんと日常を送るさまが描かれる。
アメリカーンだなぁと思ったのが、レッスン場で「ライモンダ」のソロを踊るダンサーに、仲間が口笛吹いたりして盛り上げるところ。トリプルが決まったり、見せ場の連続回転などで拍手喝采。ノリノリです。遠征公演の合間に海水浴をしたり、遊園地で遊んだりする珍しい(?)場面も。それにしても柔軟命!のダンサーたちは廊下でもどこでもあっちこっち寝っころがってストレッチをしている。うっかり踏まれたりしそう。
誰もいなくなってガランとしたレッスン場で、掃除のオジサンがひそかに踊るマネをしていたり、事務のオバちゃんが(といっても偉いヒトなのだが)劇場主催者に激しく抗議の電話をしたり。舞台には見えない大勢の人たちも汗水たらして働いている。
★★★
蒸し風呂のような天気。
雷雨がきて、そのときだけすこーし涼しくなる。
予定通り仕入れ処理終了。
自分も寝っころがって少しストレッチ。
アメリカン・バレエ・シアターを舞台とした、バックステージドキュメンタリー。
ダンサーやディレクター、裏方、事務のおばちゃんたちなど、華やかな舞台にかかわる成員がそれぞれ、たんたんと日常を送るさまが描かれる。
アメリカーンだなぁと思ったのが、レッスン場で「ライモンダ」のソロを踊るダンサーに、仲間が口笛吹いたりして盛り上げるところ。トリプルが決まったり、見せ場の連続回転などで拍手喝采。ノリノリです。遠征公演の合間に海水浴をしたり、遊園地で遊んだりする珍しい(?)場面も。それにしても柔軟命!のダンサーたちは廊下でもどこでもあっちこっち寝っころがってストレッチをしている。うっかり踏まれたりしそう。
誰もいなくなってガランとしたレッスン場で、掃除のオジサンがひそかに踊るマネをしていたり、事務のオバちゃんが(といっても偉いヒトなのだが)劇場主催者に激しく抗議の電話をしたり。舞台には見えない大勢の人たちも汗水たらして働いている。
★★★
蒸し風呂のような天気。
雷雨がきて、そのときだけすこーし涼しくなる。
予定通り仕入れ処理終了。
自分も寝っころがって少しストレッチ。
Nutcracker
2005年6月30日 Ballet
DVD 2004/09/28 ¥3,426
バレエ「くるみ割り人形」。ミハエル・バリシニコフ&ゲルシー・カークランド主演。ABT。1977年スタジオ収録。
20年前、知人にレーザーディスクからコピーしてもらったビデオを持っているのだが、Amazonに入荷されてたからついポチっと購入してしまった。
のちにヤク中となり、ミーシャとの愛憎泥沼暴露本(3月20日にレビューしてたわ)を書くことになるゲルシーの可憐なクララが堪能できる。冒頭での彼女の面長顔のアップを観ると「…これで少女クララ?」と不安を覚えてしまったが、そこがバレエの魔力、ストーリーが進むにつれて、可愛らしい少女ぶりに何の不自然さもなくなってゆく。
もちろん主演の二人とも超絶技巧のテクニックを披露。くるみ割り人形のお面をかぶっていてもミーシャは素敵だ!
パーティ場面の人形(ムーア人の踊り)と、お茶の精を踊るのは映画「ニジンスキー」(DVD化を切に望む)でニジンスキーその人を演じたジョルジュ・デ・ラ・ペーニャ。彼は今どうしているんだろうか。
10代に観ていたときは何とも思わなかったが、今あらためて観ていると狂言まわしのドロッセルマイヤーの演技に唸る(当時は踊りだけが観たくてマイムシーンはびゅーびゅーとばしてたよ)。
グラン・パ・ド・ドゥのアダージオ部分をコーダの後、つまり終曲の手前にもってきて王子とクララの別れの辛さを演出している。少女の甘く切ない一夜の夢、という構成にしんみりしてしまうのは自分の少女期がはるか彼方になっているからだろうな。ほんと、子供から大人まで楽しめる作品。
★★★
DVDのみならずマケプレやヤフオクで本も落札してしまう。月末のブチギレ。合計しても5,000円を超えないけどね。
仕入れ処理を終えたあと、デスクトップパソコンに入れてある洋楽のデータをノートにコピー。車で聴くCDを作成する。ヒマなときでないとできない作業。
バレエ「くるみ割り人形」。ミハエル・バリシニコフ&ゲルシー・カークランド主演。ABT。1977年スタジオ収録。
20年前、知人にレーザーディスクからコピーしてもらったビデオを持っているのだが、Amazonに入荷されてたからついポチっと購入してしまった。
のちにヤク中となり、ミーシャとの愛憎泥沼暴露本(3月20日にレビューしてたわ)を書くことになるゲルシーの可憐なクララが堪能できる。冒頭での彼女の面長顔のアップを観ると「…これで少女クララ?」と不安を覚えてしまったが、そこがバレエの魔力、ストーリーが進むにつれて、可愛らしい少女ぶりに何の不自然さもなくなってゆく。
もちろん主演の二人とも超絶技巧のテクニックを披露。くるみ割り人形のお面をかぶっていてもミーシャは素敵だ!
パーティ場面の人形(ムーア人の踊り)と、お茶の精を踊るのは映画「ニジンスキー」(DVD化を切に望む)でニジンスキーその人を演じたジョルジュ・デ・ラ・ペーニャ。彼は今どうしているんだろうか。
10代に観ていたときは何とも思わなかったが、今あらためて観ていると狂言まわしのドロッセルマイヤーの演技に唸る(当時は踊りだけが観たくてマイムシーンはびゅーびゅーとばしてたよ)。
グラン・パ・ド・ドゥのアダージオ部分をコーダの後、つまり終曲の手前にもってきて王子とクララの別れの辛さを演出している。少女の甘く切ない一夜の夢、という構成にしんみりしてしまうのは自分の少女期がはるか彼方になっているからだろうな。ほんと、子供から大人まで楽しめる作品。
★★★
DVDのみならずマケプレやヤフオクで本も落札してしまう。月末のブチギレ。合計しても5,000円を超えないけどね。
仕入れ処理を終えたあと、デスクトップパソコンに入れてある洋楽のデータをノートにコピー。車で聴くCDを作成する。ヒマなときでないとできない作業。
ボリショイ・バレエ チャイコフスキー:3大バレエBOX
2005年6月5日 Ballet
DVD ジェネオン エンタテインメント 2005/04/22 ¥9,450
プラズマテレビ購入。
届くのは明日なので、本日は古いテレビや家具の移動。
自分はもちろん何も手伝わない。
オークションでちょっとだけ安く購入したバレエのDVDをパソコンで観ていた。そもそも個別タイトルの3作がひとつのBOXとなったお得商品。
15年程前の映像だが、まだバレエのソフトがバカ高いビデオテープしかなかった時代に、写真でしか拝めなかった踊り手たちが観られるので感無量。
この時期のボリショイ・バレエ団は振付師グリゴロヴィッチの独裁王国で、内情的には腐っていたらしいが、そこは文字通り腐ってもボリショイ。層の厚い実力派ダンサーが揃っているので、見ごたえがある。
ただ、「眠れる森の美女」の主役がオーロラ姫にはキツい容姿。ロシア人的にはあれでもいいのか?
しかし液晶画面で動画を観続けるのは辛い。グリゴロヴィッチの振り付けは、マイムを極力廃し、端役たちでさえ踊りまくるのが特徴なのでよけいに。
プラズマテレビ購入。
届くのは明日なので、本日は古いテレビや家具の移動。
自分はもちろん何も手伝わない。
オークションでちょっとだけ安く購入したバレエのDVDをパソコンで観ていた。そもそも個別タイトルの3作がひとつのBOXとなったお得商品。
15年程前の映像だが、まだバレエのソフトがバカ高いビデオテープしかなかった時代に、写真でしか拝めなかった踊り手たちが観られるので感無量。
この時期のボリショイ・バレエ団は振付師グリゴロヴィッチの独裁王国で、内情的には腐っていたらしいが、そこは文字通り腐ってもボリショイ。層の厚い実力派ダンサーが揃っているので、見ごたえがある。
ただ、「眠れる森の美女」の主役がオーロラ姫にはキツい容姿。ロシア人的にはあれでもいいのか?
しかし液晶画面で動画を観続けるのは辛い。グリゴロヴィッチの振り付けは、マイムを極力廃し、端役たちでさえ踊りまくるのが特徴なのでよけいに。
ダンシング・オン・マイ・グレイヴ―わが墓上に踊る
2005年3月20日 Ballet
ISBN:4403230121 単行本 ケイコ キーン 新書館 1988/04 ¥2,625
アメリカ人バレリーナ、ゲルシー・カークランドによる自伝。
華やかなプリマバレリーナから、麻薬漬けとなり精神病院へ収容されるまでに堕ちてゆき、更正施設で知り合った男性と結婚し、ひとまず落ち着いたところで書かれたバックステージ暴露本(近況を知らないけどどうなっているんだろう)。
舞台へのプレッシャーから薬に頼るダンサーは多いらしく、この本の刊行直後にも、わりと名の知られた男性ダンサーがオーバードーズで急死した。
ゲルシーに最初にアンフェタミンを「ビタミン剤だよ」と偽って与えたのがバランシン、というのがいやはやなんとも。“踊り手は自分の作品を踊る楽器にすぎない”と豪語する振付師らしいというか。
バリシニコフとの愛憎うだうだ〜のくだりは、出版後、両方を知る知人たちから「記述がアンフェアだ」と非難を受けたそうな。
★★★
新しくできた店に昼食べに行ってみたが、可もなく不可もなくという感じ。
お子様たちがお泊り。例によって来ることも泊まることも自分はぜ〜んぜんきいてない。
夕食:胡麻鯖、春キャベツと焼き豚炒め、卵とニラのすまし汁、買ってきた焼き鳥
アメリカ人バレリーナ、ゲルシー・カークランドによる自伝。
華やかなプリマバレリーナから、麻薬漬けとなり精神病院へ収容されるまでに堕ちてゆき、更正施設で知り合った男性と結婚し、ひとまず落ち着いたところで書かれたバックステージ暴露本(近況を知らないけどどうなっているんだろう)。
舞台へのプレッシャーから薬に頼るダンサーは多いらしく、この本の刊行直後にも、わりと名の知られた男性ダンサーがオーバードーズで急死した。
ゲルシーに最初にアンフェタミンを「ビタミン剤だよ」と偽って与えたのがバランシン、というのがいやはやなんとも。“踊り手は自分の作品を踊る楽器にすぎない”と豪語する振付師らしいというか。
バリシニコフとの愛憎うだうだ〜のくだりは、出版後、両方を知る知人たちから「記述がアンフェアだ」と非難を受けたそうな。
★★★
新しくできた店に昼食べに行ってみたが、可もなく不可もなくという感じ。
お子様たちがお泊り。例によって来ることも泊まることも自分はぜ〜んぜんきいてない。
夕食:胡麻鯖、春キャベツと焼き豚炒め、卵とニラのすまし汁、買ってきた焼き鳥