ハプスブルク家

2005年3月26日 読書
ISBN:4061490176 新書 江村 洋 講談社 1990/08 ¥756

同じ著者の「ハプスブルク家の女たち」が面白かったのでこちらも読みたくなった。この味気ないカバーではなく、旧版のマリア・テレジア一家の肖像画を配したカバーの版で購入。

スイスの一地方領主から神聖ローマ帝国の皇帝、のちにはオーストリア・ハンガリー帝国を収め、第一次世界大戦の終焉とともに滅びた名門一族の概略。期待通リ、歴史とそれを担った一族が生き生きと描かれた素晴らしい歴史への招待本になっている。

あとがきで、「日本ではカール五世とマリア・テレジアについての評伝や研究書が不当に少ない」「人間のスケールから見て、このふしだらな王女(=マリー・アントワネット)よりもはるかに偉大な母帝マリア・テレジアについては断片的なものしかない」として、彼ら二人に特にページを割いたとある。

このような歴史上の人物へ寄せる著者の情熱が、著書をたまらなく面白くさせているのである。

…でもアントワネットが「ふしだら」っつーのはちょっと賛同しかねるのだが。

★★★
実家のある市へ仕入れへ。
同業者らしい人が増えたなぁ。

実家の母親から、終戦後満州を引き揚げた激動の実家一族の歴史を聞きだす。さながら大河ドラマに「渡る世間は鬼…」をミックスしたようなストーリーってとこでしょうか。昔のヒトは大変でしたねー。

夕食:実家で済ます。

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