TOKYO STYLE

2005年4月5日 読書
ISBN:4480038094 文庫 都築 響一 筑摩書房 2003/03 ¥1,260

大判の写真集として最初出版。その後、文庫の京都書院アーツコレクションシリーズの1冊として。それが絶版後、ちくま文庫で現在は入手可能。

東京でさまざまな形態で暮らす、汚く、リアルこの上ないお部屋写真がどっさり掲載。
読後、そこらに溢れている本や雑誌の「これがワタシのインテリア&暮らしです」的な小奇麗なインテリア写真がみなウソっぽく見えてしまう。お前、ぜったい撮影前に掃除しただろう、と。

逆にこの本掲載のお部屋は「お前、少し掃除しろ」と言いたくなるのが多数を占めている。しかし眺めれば眺めるほど、乱雑ななかにその部屋の主なりの秩序が見えてきて、見慣れてゆくにつれて居心地のいい空間なのだな、と愛着が湧いてくる。

この手の類似本や雑誌の類似企画が多数あるが、それらと違って「TOKYO STYLE」には、それぞれの部屋の写真だけで、部屋の主の写真は掲載されていない(簡単な紹介文がある)。それがこの部屋への想像をかきたてるポイントになっていると思う。

★★★
そうじ。
昼イチで市内へ仕入れに行く。
あ、いた。携帯をちまちまと操り、100円棚前に陣取っているヤツが。初めて遭遇したけどこんな田舎にもついに現れました。
…しかし汚い奴。気持ち悪いから具体的描写は避けるけど、上から下まで汚い。いつ風呂にはいったのかと。

ソイツの通過済み棚で、先にとられちゃったのかなーと思うとよけいに気分悪いので、別の棚から仕入れてとっとと出て、もう一軒に行く。

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