ISBN:4101098484 文庫 星 新一 新潮社 1995/05 ¥407
多種多様なことがらについてポンポンと疑問を提示しながら書かれているのだが、そのひとつひとつが斬新で好奇心を刺激され、楽しい。あっさりした語り口でありながら、膨大な知識の広がりをうかがわせる円熟したエッセイ集。
もうお大尽様のような風格。貴重な宝石を惜しげもなくシモジモに投げ与えてもらいました〜って感じ。
「臨席の少年」というタイトルの一篇は少し異色で強い印象を残す。列車でたまたま隣の席になった小学五年生の少年と、老作家星新一とのひとときの会話。大人びて少し謎めいた話し方をする少年に対し、あれこれと作家は想像をめぐらせながら会話する。少年は「作家・星新一」を知らない。
少年はこのひとときの出会いが書かれた文章を知っているのだろうか。叙情的な短編小説のような一篇。
…この本も取り寄せ不可。
★★★
西へ仕入れ。
少ないけど、素敵なものを入手したのでそれなりに満足。
午後帰宅したのだが、今朝の脱線事故をついさっきまで知らなかった。
多種多様なことがらについてポンポンと疑問を提示しながら書かれているのだが、そのひとつひとつが斬新で好奇心を刺激され、楽しい。あっさりした語り口でありながら、膨大な知識の広がりをうかがわせる円熟したエッセイ集。
もうお大尽様のような風格。貴重な宝石を惜しげもなくシモジモに投げ与えてもらいました〜って感じ。
「臨席の少年」というタイトルの一篇は少し異色で強い印象を残す。列車でたまたま隣の席になった小学五年生の少年と、老作家星新一とのひとときの会話。大人びて少し謎めいた話し方をする少年に対し、あれこれと作家は想像をめぐらせながら会話する。少年は「作家・星新一」を知らない。
少年はこのひとときの出会いが書かれた文章を知っているのだろうか。叙情的な短編小説のような一篇。
…この本も取り寄せ不可。
★★★
西へ仕入れ。
少ないけど、素敵なものを入手したのでそれなりに満足。
午後帰宅したのだが、今朝の脱線事故をついさっきまで知らなかった。
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