緑の光線

2005年4月26日 映画
VHS 日活 1999/09/24 ¥3,990

フランス映画。監督エリック・ロメール。
1ヶ月以上もヴァカンスとやらを過ごすフランス人。みんながみんな楽しんでいるのかいな、と思ってた。そこへ“ヴァカンスの真実”が明らかになるこの映画!

ヒロインのフィーヌはヴァカンス直前にボーイフレンドにフラれ、予定がポッカリ空いてしまう。彼女は家族も友達もたくさんいて、彼らから誘われてあちこちに出かける。観ているとすぐ誘われて羨ましいじゃん、と見えるが、フィーヌはどこへ行ってもつまらなく、ぶらぶらしている。というか、他の登場人物のヴァカンスの過ごし方も散歩、カード遊び、ぼーっとしている、そんなのばっかり。それであんたら1ヶ月も過ごすのか!

タイトルの「緑の光線」は、ジュール・ヴェルヌの小説からの引用で、水平線に日が沈むほんの一瞬に見える空と海の境界線のこと。天候など条件が整わないと「緑の光線」にはならず、これを見ると幸せになれるという。

結局、映画のほとんどをぶらぶらして過ごしたフィーヌは、ラスト近くに駅で出会った男性とお互い惹かれあい、一緒に「緑の光線」を見る。Fin。

この唐突な出会いとラストシーンがウソくさくみえないのが、おフランス映画のマジックざます。

★★★
市内で仕入れ。

Amazonのマケプレで購入した本が届く。本自体はきれいなのだが、臭い!自分は臭いに弱いので、こりゃハズレだな、とがっくり。古本だから仕方ないが。それにしても煙草でもヤケでもカビでもない、何の臭いだこりゃ。

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