更級日記

2005年5月19日 読書
ISBN:4003001818 文庫 西下 経一 岩波書店 1963/01 ¥378

「夢見る文学少女の一生」を綴った古典。教科書では確か、源氏物語やそのほかの物語を念願かなってどっさり入手し、狂喜して読み耽るあたりが採りあげられていたと思う。

このあと宮仕えを短期間経験し、それが彼女のホンのひとときの華やかな時代。あとは晩婚の上、夫にも先立たれ、独り住まいを綴って終っている。

しかし、アレだ、彼女が現代にいたらもう、同人女まっしぐらだね。「光源氏×頭中将」とか書いてビッグサイト行列。“宮仕えの経験を生かしたリアルな描写!”とか。

後世に残らなかった彼女の反古のなかに、きっと怪しい書きちらかしがあったと勝手に確信(妄想)している自分。

★★★
予定通り仕入れ処理終了。
ガソリンを入れるために外出。どうせ出るなら、と細かい用事をちょこまかとこなす。

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