ISBN:4788701685 単行本 千住 文子 時事通信社 2001/11 ¥1,680

こないだビッグコミックを喫茶店で読んでいたら、千住博氏のインタビューが掲載されていた。千住家の3兄妹は、日本画家の博、作曲家の明、ヴァイオリニストの真理子とそれぞれ芸術家揃い。さぞかし生まれ育ったご家庭で芸術的薫育をほどこされたのか…と思っていたら大間違い。

彼らの父親は苦学の末、ようやく数学者として一家を養うまでになり、こどもたちにもガチガチの数学的教育(スケジュールや勉強など日常のあらゆることをグラフ化、数式化させられるというシツケ)をほどこしていたそうだ。無論、長男の博氏が志す芸術の道なぞは父親の理解を超えている。父子の闘いはさぞすさまじかったことだろう。

晩年の父は多少余裕もできて、博氏の絵も褒めてくれたそうなのだが。
豊かな才能の持ち主というものはポンッとあらわれて、どんな環境でも苦労でも乗り越え、育っていくものなのかもしれない。環境に潰されるようなのはそれはそれだけの才能だったと。

で、ごめん、この本は未読。レビューを読むと自分の期待とちょっと違う内容のような気がする。

★★★
ポスト投函のみに外出。
あとはひたすら昨日の仕入れ処理。
そしたら全部終ってしまった。

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